脱プラスチックに向けた紙ストローの効果とは?メリットとデメリットを紹介します!

近年、プラスチックストローから紙ストローへの移行が話題となっています。
しかし、その理由と、紙ストローについて詳しく知らない方も多いと思います。

そこで今回は、なぜ紙ストローへの移行が進められているのかについてと、紙ストローを使うメリットやデメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□紙ストローの効果とは?なぜ紙ストローへの移行が進められているのか?

SDGsの中には「海の環境を守る」というのがあります。
その中で、脱プラスチックの一環としてプラスチックストローから紙ストローへの移行が始まりました。
これは世界で海洋プラスチックゴミが問題となっていることが背景にあるからです。

海を漂うプラスチックはそのまま残り続け、魚や鳥が食べてしまうと命を落としてしまいます。
国連環境計画(UNEP)の調査によると、死亡した海洋生物の消化器官からプラスチックが見つかっています。
さらに、その魚を食べる私たちにも害が及ぶ可能性があります。
このように、海の生き物や環境を守るためにはプラスチックゴミの削減が絶対なのです。

□紙ストローを使うメリット・デメリット

*紙ストローを使うメリット

1つ目は、環境に優しいことです。
紙ストロー移行の最大の目的であり、最大のメリットが環境に優しいことです。
紙ストローは、処分がしやすいことも特徴でリサイクルも可能です。

また、プラスチックは数百年も分解されることはないため、マイクロプラスチックと呼ばれる直径5ミリ以下の小さなプラスチック片が問題となっています。
しかし、紙の場合は分解がしやすいため、このような心配はありません。

2つ目は、自然資源の枯渇を抑制できることです。
プラスチックの原料は原油です。
そのため、紙ストローを使うことで、自然資源の使用量を減らすことにつながります。

*紙ストローを使うデメリット

1つ目は、コストがかかることです。
やはりプラスチック製と比べると紙ストローはコストが高くなってしまいます。

2つ目は、使用感が悪いことです。
紙ストローは長時間使えないという問題があります。
また、口当たりが独特で、しばらくするとふやけてしまうということから苦手としている方も少なくありません。

□まとめ

今回はなぜ紙ストローへの移行が進められているのかについてと紙ストローを使うメリットやデメリットを紹介しました。
海洋プラスチックゴミ問題の解決に向けて紙ストローへの移行が進められていますが、コストがかかったり、使用感が悪かったりと、まだまだ工夫が必要なようです。
この記事がお役に立てば幸いです。

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