SDGsのロゴは使用許可が必要?解説します!

近ごろテレビや広告など、さまざまな場所でSDGsのロゴを目にするようになった方も、多くいらっしゃるのではないかと思います。
果たして、あれらのロゴを使っている人たちは何か特別な許可をとっているのでしょうか。

今回は、SDGsのロゴを自社や個人で利用したいとお考えの方へ、SDGsのロゴは利用許可がいるのかについて説明します。

□SDGsロゴの利用には許可が必要なのか?

SDGsのロゴの利用は、以下のケースは許可を申請しなければなりません。

・営利目的のケース
営利目的に関しては、言葉の通りでSDGsのロゴを用いた製品を販売したり、商用にロゴを利用したケースを指します。

・資金提供が目的のケース
資金調達は、例えばSDGsに関する寄付を募る際などにSDGsのロゴを利用するならば許可が必要です。

・情報提供が目的のケース
情報提供に関しては、営利目的でなくともSDGsの認知拡大等の、SDGsに関する情報を提供するケースに許可が必要となります。

反対に、以下のケースは使用許可の申請は必要ありません。

・社内の学習会などで利用するケース
例えば社内勉強会などで資料を作成する際、その資料にSDGsのロゴを記載する分には利用許可は要りません。

・SDGsの浸透を目的とした自社のホームページ等に記載するケース
例えば会社のホームページに会社のロゴと一緒にSDGsのロゴを記載したり、ホームページに限らず同じ目的でビラや広告などにSDGsロゴを利用するケースは利用許可は必要ありません。

□ロゴを加工するのはNG

上記でSDGsのロゴに利用許可が必要な場合とそうでない場合を解説しましたが、一点注意しなければならない点があります。

それは、ロゴを加工してはいけないことです。

ロゴ加工とは具体的に、「色を変えてはいけない」、「書体を変えてはいけない」、「形を変えてはいけない」ことを指します。

また、細かいことですが、会社のロゴとSDGsのロゴを同時に使う場合にも注意点があり、以下の通りです。

・会社のロゴは左側に配置する
・会社のロゴとSDGsロゴの間に黒い縦線を入れる
・縦線は黒100パーセントにする
・縦線の大きさは0.5ポイントにする
・目的によるがSDGsロゴは、会社のロゴと同じかそれより小さく表記しなければならない

5点目の目的に関しては、資金調達が目的の場合は会社のロゴよりも小さく、それ以外の場合は会社のロゴと同じ大きさでもOKとなっています。

□まとめ

今回は、SDGsのロゴの利用許可について解説しました。
ロゴの利用には許可が必要な場合があり、また細かなルールも設定されています。
今回ご紹介した内容をもとに、SDGsのロゴの利用を検討されている方は許可が必要かを確認してみてくださいね。

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