カードを型抜き印刷する際の原稿の作り方|印刷通販を利用するなら

「型抜き印刷を考えているけど、どうすれば良いのか分からない。」
「型抜き印刷を依頼する際の原稿をどのようにすれば良いのか分からない。」
カードの印刷を検討されている方の中には、このようにお悩みの方も多いのではないでしょうか?
型抜き印刷は、見た目で他のカードとの差別化ができます。
同人イベントや他のサークルも参加するイベントで告知をする必要がある際には、非常に有効なアイテムとなります。
今回は、カードを型抜き印刷する際の原稿をどのようにすれば良いのかをご紹介します。

□そもそも型抜き印刷とは?

そもそも型抜き印刷とは、どういった印刷を指すのでしょうか?
型抜き印刷とは、一般的な用紙に印刷をしたものを、欲しい形に切り抜く印刷方法を指します。
形から差別化ができるため、目立つカードを作成できます。

□原稿作成に必要なもの

型抜き印刷の原稿作成では多くの場合、イラストレーターやフォトショップなどのグラフィックソフトが必要になります。
指定されたソフト以外のソフトのデータで作成を依頼した場合、データ変換等の作業が必要になるため、追加の費用が発生する可能性があります。

□原稿の作成方法

イラストレーターで原稿を作成する際の方法は以下の通りです。

*パス機能を使用して作成

データ作成時には、イラストレーターにあるパスナガタを使用して作成しましょう。

*切れ込み加工がない場合

切れ込み加工がない場合は、クローズドパスを指定する必要があります。

*アンカーポイント数

イラストレーターには、アンカーポイントという機能があります。
このポイントの数が多ければ多いほど、必要な仕事量が多くなるため、より多くの費用が必要になる可能性があります。

*印刷時の色の指定はCMYK

イラストレーターでは、RBGとCMYKと呼ばれる2つの色の設定があります。
RBGの状態で印刷を依頼した場合、実際の仕上がりが想像しているものと大きく違う可能性があります。
原稿を作成する際には必ず、CMYKで作成するようにしましょう。

□最後に

今回は、カードを型抜き印刷する際の原稿をどのようにすれば良いのかについてご紹介しました。
型抜き印刷は、同人活動やサークル活動をされている方に人気の印刷方法となっています。
一般的な印刷と比べて、型抜きを行う分、費用は多くなりますが、その分、高い効果を期待できます。
「インパクトを強くして、より多くの方にカードを受け取ってもらいたい」とお考えの場合は、型抜き印刷も検討してみてはいかがでしょうか?

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カードの型抜き印刷!原稿の書き方を分かりやすく教えます

「カードの型抜き印刷をしたいけど、原稿の作り方が分からない」
「原稿を作るのは私には難しいかも」
このように考えたことはありませんか?

はじめて印刷するとなると、思ったような仕上がりになるか不安になりますよね。
また、前に印刷したときに失敗した経験があると、慎重に原稿を作りたいと思うのではないのでしょうか。

そこで今回は、型抜き印刷の原稿の書き方をご紹介します。

□グラフィックソフト

ご自身のパソコンにグラフィックソフトは入っていますか?
最近ではさまざまな種類のグラフィックソフトがありますよね。

型抜き加工には、Adobe Illustratorでつくられたデータが必要です。
Adobe Illustrator以外のソフトをご利用になる場合は、型抜きラインの変換と作成が必要になるため、追加料金がかかったり、納期が長くなったりします。

□原稿の作成方法

グラフィックソフトはご用意いただけましたか?
では、次は原稿データの作成方法を説明します。
今回はAdobe Illustratorを使用した場合の作り方をご紹介します。

1. 型抜データは「Illustratorのパス機能」を使って作成します。
この際、レイヤーを分けて指定するようにしてください。

2. 切れ込み加工のないデザインでは「クローズパス」を指定してください。
切れ込み加工のある場合は使えないので注意しましょう。
どちらか分からない場合は「ウィンドウ」→「ドキュメント情報」→「オブジェクト」で確認できます。

3. アンカーポイント数を確認します。
「ウィンドウメニュー」→「ドキュメント情報」→「オブジェクト」で確認できます。
アンカーポイント数が30以上であると追加料金が発生するため気をつけてください。

□作成時の注意点

原稿をせっかく作ったのに、仕上がりがイマイチでは悲しいですよね。
そこで、原稿を作る際の注意点をお教えします。

*穴あけ加工

デザインの中に穴あけ部分がある場合、穴の直径は6mm以上で作成しましょう。
また、穴あけ加工は型抜線と同じレイヤーにまとめてください。

*ズレの考慮

型抜加工の際、3mm程度ズレが生じる可能性があり、それを考慮してデータを作成してください。
型抜ラインより3mm以上は多く塗り足すように気をつけましょう。
特にライン上をカットするデザインならば、塗り足し忘れないように注意してください。

また、カードに文字や写真を印刷する場合は、型抜ラインから3mm以上内側に配置しましょう。

*仕上がりサイズ

型抜データは実際の仕上がりサイズで作成してください。

これまで、原稿の作成方法と注意点を説明しました。
型抜き印刷をするのに便利なテンプレートも用意しているので、印刷会社のホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか。

印刷屋さんドットコムでは無料で相談を承っているので分からないことがあればお気軽にお問い合わせください。

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続7 印刷工場探検隊!・・・【加工現場編2】

今回も引き続き、加工現場を紹介します。


 

前回、加工現場で一番活躍するのは、断裁機って言ってたよね!

 

チラシやカードなんかはカットして仕上げるだけだよね!

断裁後.jpg

だから、断裁してお客様からご注文頂いた部数を仕上げるってことになるね!






















断裁して仕上げたものは、こんな感じで分かり易いように並べていきます。

 

気をつけないといけないのは、お客様から注文頂いた部数をしっかり仕上げるということ!

 

どうやって部数が揃っているかを把握するのに、カットしてから数を計測してたら大変な作業ですよね。

 

ですから、統一した枚数の束で断裁したものを分かりやすく置いていく形を印刷屋さんドットコムではとっています。

 

簡単にいうと、250枚の束が40個あったら、10,000枚ということですね。

 

これをしておかないと、この後の包装作業で大変なことが起きるんですよ。

これは、また今後でお話ししますね。

 

では、断裁しただけでは商品として完成していない印刷物もありますよね。

 

代表的なものでは折りパンフレットです。

 


企業のパンフレットや飲食店でなどでおいてあるリーフレットなどを見かけませんか?

よく二つ折りや三つ折りで仕上がっていると思います。

折り機.jpg

 




このように仕上げるには、折り機という専用機を使うことになります。

 

当然、自動給紙・排紙です。どちら向きに折るのかと折り位置を機械でセットすれば、安定して折れていきます。

 

この機械だと、高速で1時間に2万枚は折れてくると思います。

 

加工現場では、こういった様々な用途に対応するために機械が多く揃えられています。

 

印刷機は印刷のみを特化した機械で、大型化されていますが、加工は仕様が多岐にわたる為、専用機化することになるんです。

 

加工現場にはその加工に合わせた機械を各種そろえ、お客様のご要望である、スピードと品質、多様な仕上りに対応していくことになります。

 


今後はそんな様々な加工機を紹介していきますので、ご覧下さい。



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