SDGs 達成度の世界のランキングとは?日本の現状もあわせて解説します!

近年話題になっているSDGsですが、日本はその達成度において世界的にはまだ高い水準にあるとは言えません。
ランキングの上位に位置している国ではどのような取り組みが行われているのでしょうか。
今回は、ランキング上位国の取り組みや日本の達成度について解説します。
ぜひ参考にしてください。

□SDGs達成度の世界ランキング上位国の取り組み

まずは、フィンランドです。
この国は、目標3の「すべての人に健康と福祉を」や目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」ということに関して世界のトップを担っています。

福祉に関しては、妊娠から就学前にかけて、出産・育児を包括的にサポートする無料の支援制度があります。
また、高齢者の介護をする家族に給付金や休暇を与える法律を存在します。

そして、ジェンダー平等に関してはフィンランドでは昔から取り組みが行われています。
2017年に同性婚が法律で認められたり、2019年には34歳の女性首相が誕生したりしました。

次に紹介するのは、デンマークです。
デンマークでは17の目標を全て達成することを目指すプロジェクトが進められています。
これは、廃棄予定だったコンクリートや木材などの資源をしようして広さ約35000平方メートルのエコ・ビレッジをつくろうというものです。

また、食品ロス削減にも積極的に取り組んでおり、2016年には食品ロス専門のスーパーがオープンしています。
そこでの収益は、飢餓に苦しむ貧困国の支援に使われるということで、徹底的な取り組みが行われていることがわかります。

□日本の達成度

ここからは、日本の達成度について見ていきましょう。
2022年のランキングで日本は19位に位置しています。

そのレポートでは、目標4の「質の高い教育をみんなに」や目標9の「産業と技術革新の基盤をつくろう」などは達成済みと評価されています。

しかし、目標5の「ジェンダー平等を実現しよう」や目標13の「気候変動に具体的な対策を」などは深刻な課題があるとされており、今後の日本の対応が期待されます。
深刻な課題があると評価された項目は、どれも近年日本が力を入れてきた項目でしたが、取り組みはまだ発展途上だと言えそうです。

□まとめ

今回は、ランキング上位国の取り組みや日本の達成度について解説しました。
ランキングで上位にいる国では、早い段階から積極的な取り組みが行われていたことがわかります。
日本もそれらの国を追い越すような達成度を実現するためには、個人や会社、政府のさらなる行動が必要になります。

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プラスチックストロー廃止の理由とは?廃止に向けた取り組みについてもご紹介します!

近年、地球環境問題が進行している一方で、その問題解決のためにさまざまな施策がとられています。
施策のうちの1つがプラスチックストローの廃止です。
今回は、プラスチックストローの廃止が行われるようになった背景と、具体的な廃止に向けての取り組みの例をご紹介いたします。

□なぜプラスチックストローを廃止するのか?

プラスチックストローが廃止されつつある理由のうち、最も大きなものは海に漂うプラスチックゴミの影響です。

近年、地球環境に関して、地球温暖化や化学物質の問題などが挙げられる中、同じように海に漂うプラスチックも大きな問題とされています。
プラスチックゴミが海に漂っていることで引き起こされる大きな問題は、海洋生物が誤ってそれを食べてしまうことです。
プラスチックゴミをはじめ、ペットボトルやビニール袋など、さまざまなゴミを海洋生物が食べてしまうと、例えば健康面での問題が発生したり、最悪の場合死に至ってしまったりすることもあります。

謝って食べてしまうこと以外にも、プラスチックゴミの硬い破片で海洋生物が傷ついてしまうこともあり、さまざまな悪影響が発生します。

こうした背景から、さまざまなプラスチック製品の廃止、あるいは削減が始まるようになりました。

□プラスチックストロー廃止に向けた取り組み

それでは、具体的にどのような団体がどのように廃止に向けた取り組みを行っているのでしょうか。
以下より有名な例を3点紹介します。

1.IKEAのミュージアムへの展示

みなさんご存知、家具量販店IKEAは、ロンドンで開催されたデザインミュージアムにおいて、プラスチックストローを「Last Straw」として、過去の遺産として展示しました。
これによって、世界中にプラスチックストローを削減、廃止していこうという訴えかけがなされました。

2.バンブーストロー

立命館アジア太平洋大学では、学生の発案によって環境に負荷を与えない竹でできた「バンブーストロー」の開発が行われました。
これは現在大学のキャンパス内で実用されており、販売やカフェでの利用が始まっているそうです。

3.ロリウェア社の食べられるストロー

アメリカのスタートアップ、ロリウェア社では、海藻を用いて作ったストローが開発されました。
こちらはストローとしての機能はしっかりと保ちつつも、人間が食べられるといった画期的な特徴を持っています。

□まとめ

今回は、プラスチックストローの廃止が行われるようになった背景と、具体的な廃止に向けての取り組みの例をご紹介しました。
この記事を読んだことをきっかけに、みなさんも少しずつ環境問題に目を向け、さまざまな取り組みへの関心を持っていただければ幸いです。

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パートナーシップで目標を達成しよう!SDGsの目標17について解説します!

SDGsとは、持続可能な開発目標という意味で、この目標を達成するには個人の努力だけでは不十分です。
SDGsを達成するには、みんなで協力することが必要不可欠です。
そこで今回は、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」についてと、目標17の達成に向けて私たちにできることを紹介します。

□SDGsの目標17のパートナーシップで目標を達成しようとは?

SDGsの目標17は、「パートナーシップで目標を達成しよう」という言葉の通り、あらゆる人たちが協力するパートナーシップを充実させるということです。
SDGsの目的である持続可能な社会を作っていくためには、個々の努力だけではなく、時には協力し合うことが大切なのです。

SDGsに取り組むのは、国だけではなく、企業や学校など、さまざまな分野に及びます。
もちろん、私たち一人一人もSDGsの担い手です。
多くの人がSDGsに関心を持ち、行動に移すことがSDGs達成の重要なポイントになります。

□目標17の達成に向けて私たちにできることをご紹介!

以下より、目標17の達成のために私たちにできることを紹介します。

1つ目は、SDGsに取り組んでいる企業や団体に募金することです。
SDGsに取り組む企業や団体がパートナーシップをより強くするには少しでも多くの資金が必要になります。
そのため、JICAやユニセフ、日本赤十字社など、募金活動を行っている企業や団体がいくつかあります。

これらの企業や団体は、募金で集めたお金をどのように使用するのかを公開しているため、お金の使い道が不安だという方はチェックしてみると良いでしょう。

2つ目は、SDGsに関連するイベントに参加することです。
SDGs関連のイベントに参加することで、SDGsについての理解がより深まったり、新たなパートナーシップが生まれたりする可能性があります。

しかし、イベントに直接足を運ぶのは少しハードルが高いという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、支援団体が行っているオンラインのキャンペーンに参加してみることをおすすめします。
対面と比べてハードルが低いため、初心者の方でも気軽に参加できるでしょう。

□まとめ

今回は、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」についてと、目標17の達成に向けて私たちにできることを紹介しました。
SDGsを達成するには、みんなで協力して課題に取り組むことが大切です。
一人一人が自覚を持って行動しましょう。

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紙ストローは長時間使えない!?紙ストローの耐久時間について解説します!

近年、世界では海洋プラスチックゴミが問題となっています。
そこで、脱プラスチックの一環として紙ストローが注目を集めています。
しかし、紙ストローは長時間使えないという欠点が挙げられます。
そこで今回は、紙ストローの耐久時間についてと、紙ストローの使用時間を長くするためのコツを紹介します。

□紙ストローの耐久時間について

紙ストローの耐久時間について、オレンジジュース、コーラ、イチゴスムージー、ラッシーの4種類の飲み物を用意してそれぞれにストローを挿し放置してみました。

まず、30分間放置したところで一度確認してみると、オレンジジュース、コーラ、イチゴスムージーに挿した紙ストローは意外にしっかりとしていました。
しかし、ラッシーの紙ストローだけはふやけてしまっていました。
中身をかき混ぜようとするとストローが折れてしまいそうになるほど耐久力は既になくなっていました。

続いて、ラッシー以外の紙ストローを1時間放置したところ、見た目は問題なく、飲み物をしっかりと飲めましたが、指で圧力をかけてみるとふやけてしまっていました。
このように紙ストローは、オレンジジュースやコーラなどのサラッとした飲み物には30分ほどの耐久性がありますが、ラッシーのようなとろみのある飲み物にはあまり耐久性を持たないことが分かります。

□紙ストローの使用時間を長くするためのコツをご紹介!

ここからは、紙ストローの使用時間を長くするためのコツを紹介します。

1つ目は、ストローがふやける前に飲みきることです。
まず考えられるのがこの作戦です。
紙ストローは長時間使えないため、速攻で飲みきることは非常に有効です。
しかし、購入した飲み物を片手にゆったりと過ごしたい方には向いていないかもしれません。

2つ目は、カップ内の空間を利用することです。
飲み物を飲んでいくと、カップ内に空間ができると思います。
その空間を利用して、蓋部分にストローを寝かせるようにすると、ストローと飲み物が接触しなくなります。
飲むときだけストローを沈めることで、より長く紙ストローを使えるようになります。

□まとめ

今回は、紙ストローの耐久時間についてと、紙ストローの使用時間を長くするためのコツを紹介しました。
脱プラスチックに貢献している紙ストローですが、耐久時間は30分ほどと長いとは言えないでしょう。
早めに飲み切ったり、カップ内にできる空間を利用したりして工夫すると良いでしょう。

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脱プラスチックに向けた紙ストローの効果とは?メリットとデメリットを紹介します!

近年、プラスチックストローから紙ストローへの移行が話題となっています。
しかし、その理由と、紙ストローについて詳しく知らない方も多いと思います。

そこで今回は、なぜ紙ストローへの移行が進められているのかについてと、紙ストローを使うメリットやデメリットを紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□紙ストローの効果とは?なぜ紙ストローへの移行が進められているのか?

SDGsの中には「海の環境を守る」というのがあります。
その中で、脱プラスチックの一環としてプラスチックストローから紙ストローへの移行が始まりました。
これは世界で海洋プラスチックゴミが問題となっていることが背景にあるからです。

海を漂うプラスチックはそのまま残り続け、魚や鳥が食べてしまうと命を落としてしまいます。
国連環境計画(UNEP)の調査によると、死亡した海洋生物の消化器官からプラスチックが見つかっています。
さらに、その魚を食べる私たちにも害が及ぶ可能性があります。
このように、海の生き物や環境を守るためにはプラスチックゴミの削減が絶対なのです。

□紙ストローを使うメリット・デメリット

*紙ストローを使うメリット

1つ目は、環境に優しいことです。
紙ストロー移行の最大の目的であり、最大のメリットが環境に優しいことです。
紙ストローは、処分がしやすいことも特徴でリサイクルも可能です。

また、プラスチックは数百年も分解されることはないため、マイクロプラスチックと呼ばれる直径5ミリ以下の小さなプラスチック片が問題となっています。
しかし、紙の場合は分解がしやすいため、このような心配はありません。

2つ目は、自然資源の枯渇を抑制できることです。
プラスチックの原料は原油です。
そのため、紙ストローを使うことで、自然資源の使用量を減らすことにつながります。

*紙ストローを使うデメリット

1つ目は、コストがかかることです。
やはりプラスチック製と比べると紙ストローはコストが高くなってしまいます。

2つ目は、使用感が悪いことです。
紙ストローは長時間使えないという問題があります。
また、口当たりが独特で、しばらくするとふやけてしまうということから苦手としている方も少なくありません。

□まとめ

今回はなぜ紙ストローへの移行が進められているのかについてと紙ストローを使うメリットやデメリットを紹介しました。
海洋プラスチックゴミ問題の解決に向けて紙ストローへの移行が進められていますが、コストがかかったり、使用感が悪かったりと、まだまだ工夫が必要なようです。
この記事がお役に立てば幸いです。

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紙ストロー化は進んでいる?紙ストローの普及率を紹介します!

近年では、脱プラスチックに向けて紙ストローが注目を集めています。
環境に優しい紙ストローですが、一体どれだけの人々が紙ストローを使用しているのでしょうか。
そこで今回は、紙ストローの普及率と、紙ストローの代わりになるストローについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□紙ストローの普及率は?

アンケートサイトである「アイリサーチ」によると、紙ストローを使ったことがあると答えた割合が最も高かったのは20代でした。
20代は、38.5パーセントの人が紙ストローを使ったことがあると答え、約4割が普及率と言えます。

しかし、全体としては26.7パーセントで、最も紙ストローを使ったことがあると答えた割合が低かったのが50代で18.9パーセントでした。
この結果から、全体の普及率は3割を満たしておらず、まだそこまで普及していないということが分かります。

しかし、「海洋プラスチックゴミ問題を知っていますか」という質問には、年齢層が上がっていくにつれ、知っている人の割合も高くなっていました。
つまり、海洋プラスチックゴミ問題は知っているが、紙ストローを使ったことがないという方が多く、この点が今後改善されることでより脱プラスチックに前進するでしょう。

□紙ストローの代わりになるストローをご紹介!

環境に優しいストローとして紙ストローが普及しつつありますが、紙ストローの他にはプラスチックストローの代わりになるものはないのでしょうか。
以下より、3つ紹介します。

1つ目は、陶磁器製ストローです。
陶磁器製のストローは、衛生的に管理でき、繰り返し使えるため、マイストローとして持ち運べます。
また、デザインも豊富で、贈り物にもぴったりです。

2つ目は、草ストローです。
草ストローの原料はレピロニアと呼ばれ、従来は編み物に使われていました。
無添加・無農薬・保存料不使用の草ストローは、正真正銘環境に優しいストローです。
また、レピロニアは発展途上国の農村で栽培されているため、発展途上国支援にもつながります。

3つ目は、バンブーストローです。
バンブーストローは、竹100パーセントで作られており、肉厚で耐久性が高いことが特徴です。
また、洗えば繰り返し使用できます。

□まとめ

今回は、紙ストローの普及率と、紙ストローの代わりになるストローについて紹介しました。
紙ストローの普及率はあまり高くありませんが、環境に優しいストローは紙ストローだけでなく、陶磁器製や草ストロー、バンブーストローなど、魅力的なものがたくさんあります。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。

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環境に優しい製品とは?私たちの身の回りにある環境に配慮した製品をご紹介!

近年では、SDGsが広く認知されるようになり、ノベルティに関しても今や環境に配慮されたものが当たり前となっています。
そのため、環境に配慮することが人気ノベルティの条件の一つに加わりました。
そこで今回は、環境に配慮した製品を作るためのポイントと身の回りにある環境に配慮した製品の例について紹介します。

□環境に配慮した製品を作るためのポイントとは?

環境に配慮した製品といっても、何を意識すれば良いのか分からない方もいらっしゃると思います。
以下より、環境に配慮した製品を作るためのポイントを紹介します。

1つ目は、消費者の購買行動を理解することです。
環境に配慮した製品を作る際は、環境配慮製品に対する消費者の行動と態度にギャップがあることを理解することが大切です。
実は、アンケート調査では、消費者は環境に配慮された製品についてポジティブなイメージを持っています。
さらには、値段が少々高くても購入したいという消費者は少なくありません。

しかし、実際に製品を購入している方は非常に少ないというのが現状です。
環境に配慮した製品は、既存の製品に劣るというのが世間の認識であるため、この認識を覆せるようなアイデアを考え出すことが重要です。

2つ目は、実態が伴わないビジネスを避けることです。
一見、環境に配慮されているように見えても、別の問題を引き起こしてしまうというケースがあります。
例えば、環境に配慮した製品を積極的に調達したとしても、その利用に問題があれば意味がなくなってしまいます。
このような実態が伴っていないビジネスは避けることが大切です。

□身の回りにある環境に配慮した製品をご紹介!

ここでは、身の回りにある環境に配慮した製品について紹介します。

1つ目は、エコバッグです。
普段からエコバッグを使用している方は多いと思います。
レジ袋の有料化に伴い普及したエコバッグは、プラスチックゴミの削減に貢献しています。
海洋プラスチックゴミ問題を解決するためには、エコバッグの存在は欠かせないでしょう。

2つ目は、紙ストローです。
紙ストローもエコバッグ同様に、プラスチックゴミ問題の解決に貢献しています。
みなさんがいつものストローをプラスチックから紙に変えるだけで環境保護につながります。

□まとめ

今回は、環境に配慮した製品を作るためのポイントと、身の回りにある環境に配慮した製品の例について紹介しました。
環境に配慮した製品を作るには、消費者の購買行動を理解することと、実態を伴うビジネスを行うことがポイントです。
この記事がお役に立てば幸いです。

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日本のSDGs達成状況とは?今後の課題についても解説します!

SDGsという言葉を耳にしたことがある方はほとんどだと思います。
SDGsについて、政府を中心にさまざまな取り組みが行われていますが、日本のSDGsの現状はどうなっているのでしょうか。
そこで今回は、SDGsとは何かと、日本のSDGsの達成状況について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□SDGsとは何か?

そもそもSDGsとは、17の目標と169のターゲットから成る持続可能な開発目標のことです。
2015年の9月に国連で採択されたSDGsは、2030年までの目標達成を目指しています。
17の目標は、経済・社会・環境にまたがっており、この3分野に関する取り組みが現在行われています。
また、「誰一人取り残さない」を基本的な理念としており、世界全体での目標達成が大切とされています。

□日本のSDGsの達成状況をご紹介!

SDGs報告書2022によると、2022年度における日本のSDGs達成度は、163ヶ国中19位となっています。
しかし、日本のSDGs達成度の順位は年々下がってきている傾向があるため、今後も急激に達成度が上がる可能性は低いでしょう。

では、日本のSDGsは何が課題なのでしょうか。
以下より、日本でSDGsの達成度が課題となっている目標を3つ紹介します。

1つ目は、「ジェンダー平等を実現しよう」です。
日本のジェンダー平等に関して、最も深刻なのが国会における女性議員の割合です。
また、男女の正規雇用の割合や賃金についても課題が残ります。

2つ目は、「つくる責任つかう責任」です。
この目標で問題となっているのは、プラスチックゴミの輸出量です。
日本は世界でも有数のプラスチックゴミ輸出国であり、これまでは資源という名目でアジア諸国に輸出してきました。

しかし、2019年のバーゼル条約以降は、輸出を行う際、輸出相手国からの同意も必要になったので、今後はプラスチックの代替品となるものについて考える必要があります。

3つ目は、「気候変動に具体的な対策を」です。
この目標では、二酸化炭素の排出量が深刻とされています。
日本は2018年の段階で既に、二酸化炭素排出量において世界第5位になっており、まだまだ課題が残っています。

このことから政府は、2013年比で温室効果ガスの排出削減目標をマイナス46パーセントからマイナス50パーセントに達成するように宣言しました。

□まとめ

今回は、SDGsとは何かと、日本のSDGsの達成状況について紹介しました。
日本のSDGsの達成度にはまだまだ課題が残ります。
そのため、私たち一人一人の行動が日本がSDGsを達成するために重要になります。
この記事が少しでもお役立てば幸いです。

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住み続けられるまちづくりを!SDGsの目標11について解説します!

17の目標から構成されているSDGsですが、目標11は居住に関する目標となります。
安心・安全に暮らせる居住空間なくして、SDGsの達成は不可能です。
そこで今回は、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」についてと、SDGsの目標11の達成に向けて私たちにできることを紹介します。

□SDGsの目標11の住み続けられるまちづくりとは

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」とは、すべての人が安全に快適に暮らし続けられるようにレジリエントなまちづくりを進めるということです。
レジリエントは日本語で強靱と訳され、まちづくりの観点から見ると、社会問題や災害などの衝撃を吸収して、元の状態に回復できる力という意味になります。

また、現在では都市部に人口が集中しており、この傾向は今後も続いていくと見られています。
そうなると、ゴミの問題や交通渋滞による大気汚染などの問題がより深刻化するでしょう。
このように、たくさんの人が同じエリアで生活する上ではさまざまな問題が発生します。
これらの問題を解決し、乗り越えていけるレジリエントなまちをつくることがSDGsの達成には欠かせません。

□SDGsの目標11の達成に向けて私たちにできることとは?

住み続けられるまちづくりを進めていくために私たちには何ができるのでしょうか。
以下より2つ紹介します。

1つ目は、家の電気を自然エネルギーに変えることです。
今や地球温暖化は地球規模の問題となっています。

年々上昇していく気温や、異常気象によって起こる自然災害がこのまま増えていくと、私たちは安全に暮らし続けることが難しくなります。
そのため、家の電気を自然エネルギーに変えて、地球温暖化の原因である二酸化炭素の発生を抑えることが大切です。

2つ目は、地域活動に参加することです。
実は、住んでいるまちのことについてあまり詳しくないという方は意外に多いと思います。
そのため、地域活動に参加して住んでいるまちについて詳しく知ることをおすすめします。
地域活動に参加することで、地元経済の活性化や新たなコミュニティの発見にもつながりますよ。

また、地域のボランティアや清掃活動に参加してみるのも良いでしょう。

□まとめ

今回は、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」についてと、SDGsの目標11の達成に向けて私たちにできることを紹介しました。
まちづくりと聞くと壮大に聞こえるかもしれませんが、私たち一人一人の行動の積み重ねが重要になります。
ぜひレジリエントなまちを目指しましょう。

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SDGsと社会貢献の違いとは?SDGsに取り組むメリットもご紹介!

近年、SDGsという言葉を耳にします。
今や経済活動を行うにあたって、SDGsは切っても切れない関係にあります。
そして、SDGsと似たものに社会貢献という言葉があります。

そこで今回は、SDGsと社会貢献の違いと、SDGsに取り組むメリットについて紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□SDGsと社会貢献の違いとは?

まず、SDGsとは、世界が抱える問題を解決するために国連で採択された「持続可能な開発目標」のことです。
そして、SDGsが広く認知される前は社会貢献に取り組むことが一般的でした。
社会貢献とは、CSRとも呼ばれ、企業が従業員や消費者などから信頼を得るために行う慈善活動のことを指します。
これは、信頼を得るための取り組みを行うことで、結果として社会貢献につながるというものです。

このように、SDGsと社会貢献は似ているように見えますが、1つ決定的な違いがあります。
それは、社会貢献があくまでもボランティアなのに対して、SDGsはビジネスを用いて社会を良くしようとしている点です。
SDGsの大きな特徴は、さまざまな問題の解決に用いられる力がそのままイノベーションにつながることです。
そのため、SDGsでは「より良い社会をつくる」と「ビジネス」の2つの概念が両立しているのです。

□SDGsに取り組むメリットをご紹介!

以下より、SDGsに取り組むメリットを紹介します。

1つ目は、新しいビジネスの機会が生まれることです。
SDGsは、17の目標と、さらにその目標に対して169のターゲットが設定されています。
これらの目標を解決するためにさまざまな取り組みを行うことは、新しいビジネスチャンスの発生が期待できます。

2つ目は、コストが削減できることです。
SDGsの目標の中には、環境に配慮されたものも含まれています。
そのため、省エネや省資源対策に取り組む場合が多いです。
つまり、普段使用するエネルギーがクリーンに、そして量が減ることでコスト削減につながるのです。

3つ目は、世間のイメージが向上することです。
SDGsでは、世界規模で解決を目指すような目標が決められています。
そのため、こうした課題に積極的に取り組むことで、世間から評価されてイメージ向上にもつながります。

□まとめ

今回は、SDGsと社会貢献の違いと、SDGsに取り組むメリットについて紹介しました。
SDGsと社会貢献は似ていますが、ビジネスが絡んでくるのがSDGsです。
この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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