ハーフトーンスクリーン情報が悪さした!

2007.3.3(土)はれ 印刷日和(^^)/
今日も不思議なことが・・
今日のフシギちゃんは、画像でした。
モニターで見る限りきれい!レーザーで出力してもきれい!
なのに印刷は綺麗じゃないのです。解像度のチェックもしたのにまるでシャギーというか、モアレというか・・
何とも言えないあがり。
そう、「ハーフトーンスクリーン」の確認を忘れていたのです。
ハーフトーンスクリーン情報とは、線数や網の角度などを指定する情報です。網点の形状・角度・線数などをファイル別に保存できたりします。
その次の項目、「トランスファ関数を含める」「ポストスクリプトカラー管理」にチェックを入れると、本来の色とは違った色で出力されてしまいます。
デザイナー様にも知っていただきたい。
EPS保存時には、「ハーフトーンスクリーン情報を含める」「トランスファ関数を含める」「ポストスクリプトカラー管理」。3点すべてのチェックをはずして保存してください。
くれぐれも宜しくお願いいたします・・・。

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Microsoft Office_Wordで大失敗

2007.2.28(水)雨 (TT)
今日はお天気とおんなじ、大失敗の日でした。
みなさんはMicrosoft Office_Wordで、画像の配置はどのようにされますか?
一般的には、「挿入」の「図」で「ファイルから」で配置しますよね。
今日のお客様、「背景」で入れてこられたんですね。
見た目は確かに画像が背景に配置されていて、挿入の配置と同じ見え方になっているのですが、実はこれはしてはいけないことなのです。
モニターで見えても印刷ファイルには出てきません。
これは「図」だけでなく、背景色にしても同じことです。
挿入で「テキストボックス」を作成してから「テキストボックスの書式設定」で色をつけてください。
くれぐれも、「背景」で色をつけるのではなく、「テキストボックスの書式設定」で背景色をつけてください。
「テキストボックス」を全面に広げて、「レイアウト」で「背面」にもっていけば、ちゃんと背景色になります(^^)
で、背景で作られた画像は出ませんので白いまま・・
当然印刷も白いまま・・
検証で気づかなかった私が悪いのね。当然刷り直し(TT)
頼む、検版で気づいてください・・
お客様曰く、「ホームページの注意点に書いてください」
はい、おっしゃるとおりです・・m(__)m

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左義長祭り

2007.2.24(土)はれ 印刷日和(^^)/
 今日、明日は勝山左義長祭りが開催されます。
左義長(三毬杖・さぎちょう)とは、小正月に行われる火祭りの行事のこと。全国で広く見られる風習ですが、東京では江戸時代に火災予防のために禁止されました。
Maturi1
 本当は、1月14日の夜または1月15日の朝に長い竹を組んで立て、その年の門松や書き初めで書いた物を持ち寄って焼きます。そして、その火で焼いた餅を食べるとその年の病を除くと言われており、また、門松や〆飾りによって迎えた神を炎と共に見送る意味があるともされています。
 起源は小正月(正月十五日)、平安時代の宮中で、清涼殿の東庭で青竹を束ねて立て毬杖三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼いたという行事があり、その年の吉凶などを占ったとされ、これを毬杖(ぎっちょう)三本を結ぶことから三毬杖(さぎちょう)と呼ばれたようです。
Maturi2
なんだか奥が深い左義長。今年はいくつお餅を食べようかな。厄払い、厄払い。

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FMスクリーンとAMスクリーン

2007.2.22(木)はれ 印刷日和(^^)/
何年か前に、FMスクリーンという言葉がはやりました。「FMスクリーン?」と思う方もいらっしゃると思いますが、簡単に言えばCTPによる「アミ点の入れ方の違い」のことです。
一般的な印刷物は、階調をドットの大きさで表現する「AMスクリーン」で印刷されています。丸い点の集まりで濃度が表現されるので、濃度の高い所は点が大きく間隔が狭く、薄くなるにつれ点が小さく間隔が広くなり、薄い色見での表現や細い線などは難しくなるのです。
そこで、考え出されたのが「FMスクリーニング」だったのですが、
 ・ドットゲインのコントロールが難しい
 ・中間調がザラつき、平アミがきたない
などの理由から普及しませんでした。
私も一時期こだわってはみたのですが、ある日「ハタ」と気が付いたのです。果たして、お客様はそこまで望んでいるのだろうか・・?と。
 「FMスクリーニングの印刷物」と「AMスクリーニングの印刷物」。二つを比べて見れば、手に取ってよくよく見れば確かに違いを確認することはできますが、素人目に判断は難しいことでしょう。
 「それだけのためにあなたは高い印刷代を払えますか?」
オフセット印刷の技術水準を格段に向上させることになると期待された「FMスクリーニング」。行き着くところはどこなのかしら?

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今、中国は春節(旧正月)です

2007.2.21(水) はれ印刷日和(^^)/
今、中国はお正月でみなさんお休みらしいです。今年の春節(旧正月)は18日で、官庁や多くの企業は24日まで連休となっているそう。
 中国の2006年社会消費品小売総額は前年比13.7%増と、3年連続の2ケタ増となっており、春節商戦も拍車がかかり、故郷で一家団欒というより海外旅行や外食も増えているとか・・何ともうらやましい限りですね。
=中国の春節商戦=(印刷新聞より抜粋)
 ■22億人
 2月3日~3月14日の期間に帰省や旅行などで鉄道、バスなどの交通機関を利用する人の推定数。
 ■140億本
 春節休暇中の携帯メール発信量推定数。
 ■84億元(約1300億円)
 13日のカード(デビットカード、クレジットカード)利用推定額。
 ■2230億元(約3兆4400億円)
 資金需要に対応するため中国人民銀行(中央銀行)が市場に供給した金額。
はんぱじゃないですね。数で勝負。さすが中国(><)
 毎日「アリ」のようにアクセク働く私にすれば、海外旅行なんて夢のまた夢。
ここはせめて日本人らしく、温泉と洒落込みましょうか・・
 
 

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コンピュータウイルス対策

 情報セキュリティー大手トレンドマイクロは、19日に発表した2007年事業方針で、ウイルスへの備えを強化するため、各国にウイルス対策拠点を開設する計画を発表しました。
http://www.trendmicro.co.jp/home/
トレンドマイクロは「感染対策を絞って発覚を遅らせようとする犯罪・営利目的のウイルスに対応するには不十分」(エバ・チェン社長)ということでの計画らしいです。
 日本でも検知・駆除サービスを5月から始め、日本だけで発生する率が多いものなどを中心に検知・駆除ソフトを独自に開発する予定。今までは、世界規模で感染したものが多かったので一拠点で充分対応できたのですが、個々にあわせて対策を練っていくようです。
 シマンテックも同様、企業向け対策ソフトの設計を変更し、未知のウイルスの検知能力を高める方針。
http://www.symantecstore.jp/
そこで驚くのが、そのためにウイルス用のおとりコンピュータを40000台設置しているということ。いったい何人で動かしているのやら。。。
 私のファイルの検証作業も地道ですが、この作業も来る日も来る日もPCとにらめっこの地道な作業となるのでしょうね。
 しかし、「いたちごっこ」に40000万台とは・・・人間の愚かさにあきれるばかりですね。

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Office系ソフトの透明効果

今日、不思議な事が起きたと若い子が騒いでいた。
画面で表示されているアミ点が、そしてRIP解析済みのインクジェット出力のカンプにも表現されているアミ点が印刷時に消えたというのだ。
だ~か~ら・・・
Office系ソフトの透明だってば。いつも注意しているでしょ。気をつけなさい、そして使っちゃダメ!って・・
https://www.insatsuyasan.com/caution_office.php#00004
このページをよく確認して下さい。そうすれば、少しは不具合も減らせると思いますよ。
 ・「Office系ソフトで色を指定する場合、自動ではなく、色を選択して指定して下さい。」
 ・「影を付ける場合「影付きスタイル」や「透過性」「半透明」を指示する事は絶対にしないで下さい。」
  (インクジェットプリンターやカラーレーザーの場合、そのプリンターが出力可能な大きさに置き換えてしまいますので、印刷されてしまいますが、CTP出力の場合、表現ができません)
ってね・・・。
社内で確立できていないところが、指導ミスですな。

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もう、春?

暖冬、暖冬と言われている今年の冬ですが、確かに暖かいですね。
我が家の庭先の花壇でも「春」を見つけてしまいました。何と、チューリップの芽が出はじめていたんです。例年より1ヶ月早いですね。
Hana
こちらは福井県。いわゆる、北陸の豪雪?地帯。毎年2月ともなれば1mの雪が積もっているはず・・・
年々雪の量も減っていき、今年は「ゼロ」。おまけに、フキノトウやチューリップまで芽を出す始末。
米国の研究チームが、地球温暖化により「2040年には北極の氷が溶けてなくなってしまう」と発表しました。どうも、北極海の氷が縮小するスピードは、この20年で4倍にまで早まる恐れがあるとのこと。その計算だと、2040年には「北極点の氷まで溶けてしまう」らしいのです。
あと、三十数年・・。
日本の研究チームが出した結果は2060年位だそう。どちらにしても、あと60年後には間違いなく無くなってしまう計算ですね。ホッキョクグマを助けるために、私達人間には何ができるのでしょう・・
チューリップの芽を見ながら、複雑な気持ちになってしまいました・・・

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「いきなりPDF」からのPDF書き出し

PDF作成ソフトにも色々ありますが、最も市場に出回っているのがソースネクストの「いきなりPDF」ですね。
私も毎日多数のPDFファイルを処理していますが、「いきなりPDF」からの変換ファイルが大変多いです(^^)
ただ、私も知らなかったのですが、どうも「いきなりPDF」では画質の調整ができないらしいのです。
そういえば、「フォントの埋め込み」と「解像度設定」しかなかった・・。スミマセン、勉強不足でした。
ただし、「いきなりPDF2」なら、画質の調整ができるらしいのです。価格は9,850円。これで、Word、Excel、PowerPointから、印刷用のPDFが簡単に作成できるのなら安いですよね。
ただ、気を付けなければいけないのが「Windows 2000/XPのみの対応」ということです。以前のバージョンでは使えないのでお気をつけ下さい。
 詳しい情報はhttp://www.sourcenext.com/titles/pdf/index.htmlからどうぞ。
DTPオペーレーターにはうれしい情報です(^^)

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Photoshopのカラー設定

Photoshopの作業用スペースには「RGB」と「CMYK」があります。
「RGB」はモニタの表現色で、DTPでは、「Adobe RGB」が推奨です。「sRGB」はWeb用と考えて下さい。
「CMYK」は印刷用で、「Japan Color 2001 Coated」を指定して下さい。
上記の「Japan Color 2001 Coated」は枚用印刷機用なので、輪転機用は「、「Japan Web Coated」を指定して下さい。
ただし、Photoshopデータを印刷用ファイルとして使用するなら、最終的には「カラープロファイル」ははずして入稿するのが良いでしょう。
CMYKに分配する「RIP」では、このプロファイルが色に悪影響を及ぼす時があるからです。

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