印刷用データは、Illustratorデータでも最終確認をお願いいたします

位置はあっているのか・・・。

Illustratorで入稿され、トンボもちゃんとついているデータ。
でも中には、

『わざと左寄りなのかなー』

『用紙の中央に印刷した方がいいのかなー』

『トンボどおりでいいのかなー、見本もそうなっているしなー』

と迷ってしまうものがあります。
(備考欄に余白のことを一言書き加えて下さる方もいらっしゃいますが、なにもない場合は判断に迷います)

余白カット.gif

デザイン性があるものや、納品後、穴を開けたり、後払でご自分で刷り込みすることが分かる物はいいんです。
しかし、明らかに中央に印刷した方がよさそうだなぁ・・と思う物も。

何も悩まなくても発注者に確認すればいいじゃない。
そう、確認すれば早いし、確実なのです。

でも、

私もデータを作るときに、わざと寄せて作ったり、空白を作ったりします。
(デザインなんて言うほどの物では全然ないのですが・・・)

あくまでも【わざと】なんです。

ですから、デザインかも知れないのに、確認のお問い合わせをさせていただくのは、
作った方に失礼なのでは・・?
という思いもあり、少し緊張します。

けれど、数ある印刷会社の中から印刷屋さんドットコムを選んでいただいたのだから、
ご満足いただけるものを納品させていただきたい!

ひょっとしたら、なにかのミスでズレてしまった場合もあるので、
失礼を承知で、確認のご連絡をさせていただくのです。

もし、印刷屋さんドットコム担当者からこのようなご連絡がありましたら、
何卒ご理解の程よろしくお願いいたしますm(__)m

イラストレータのグレースケール変換(モノクロ変換)の落とし穴!

Illustratorで作成したカラーのデータをモノクロに変換できますか?

作成しているソフトや、デザイン等によってモノクロへの変換方法は色々ありますが、イラストレータでカラーデータをモノクロデータに変換するのは、大変簡単です。

よく使用される機能として『グレースケール』に変換というものがあり、ワンボタンでカラーのデータがグレースケース(モノクロ)に簡単に変換できてしまうのです。便利ですね!

よく当社をご利用いただくお客様も、

『モノクロに変換して印刷してください』

と、カラーのデータでご入稿いただく事もあり、そのデータがイラストレーターデータの場合は『グレースケール』に変換して印刷に進めております。

では実際に、C(シアン)100%・M(マゼンタ)100%・Y(イエロー)100%・K(スミ)100%をグレースケール変換してみましょう。

100%.gif
なぜか、K(スミ)以外は、薄くりましたね。
特にY(イエロー)などは特にですが、元がY100%の色でも、グレースケールに変換するとなんと、K11%にしかならないのです。予想外です!

試しに10%から100%までの変換を実行してみました。

CMYK.gif思いの外、薄くなることがわかりますね。

例えばこんなデータの場合、グレースケール変換すると・・・・

irasut.gifこんな事になってしまうのです!

大きなデザイン部分ならグレースケールに変換した後に気がつくかもしれませんが、小さな部分は気がつかずに印刷後に発見(T_T)
なんて事にもなりかねませんね。

ただ、今回は意図的に作成したデータですので、背景色と文字色が同じになってしまうような事は
滅多にありませんが、データ通りの印刷上がりを望むのであれば、やはりお客様ご自身でグレースケール変換し、その後、色の調整をされるか、最初からモノクロで作成される事をお勧めいたします。

どんなデータでも言えることですが、何かしらの変換・効果等をした後には、おかしな事になっていないかの確認は必ずしたほうが良さそうです。

巻三ツ折加工などのデータをIllustratorで作成するときのガイドの引き方

Illustratorで3つ折パンフレットなどのデータを作成するとき、ガイドをしっかり引いて折り位置を確認します。

例)A4ファイルでしたら、100mm、100mm、98mmで作成します

単純なデザインのものなら、さほど気にはならないのですが、折った時に、上下の写真や文字がきれいに重なるように作り込まれたデータでは、少しの”ズレ”が気になるものです。

印刷、断裁をして折加工するわけですが、やはりどうしてもさけられない、紙の収縮や微量の断裁ズレ…
それにガイドのズレが加わると、意図しない量のズレが発生してしまう事もあるのです。

100%のプレビュー画面で100㎜の所にガイドをひき、一見、ぴったり合っているように見えますが、
実は拡大してみると…

Illustratorガイド.gif
確認してみてください。プレビューを最大に拡大して見ると、100㎜に届いていませんね。

1㎜もずれている訳ではないし、少しぐらい…と思われるでしょうが、先に書かせていただいた、紙の収縮や微量の断裁ズレの事を少し頭に入れながら、データを作ってみて下さい。

ただし、IllustratorPhotoshopではガイドを引くことは可能ですが、Word、ExcelなどのDTPソフト以外でのソフトの場合、ガイドを綺麗に引くことは困難ですので、一度ご相談ください。
少しでしたら、弊社でも修正可能ですのでご連絡いただければ、対応させていただきます。

安いチラシを作るには、PDFの作り方をマスターすることです

PDFってなに?

PDFとはPortable Document Format(ポータブルドキュメントフォーマット)の略です。
PDFにも歴史がありますが、説明し出すとながくなりますので、ここは本家本元のアドビさんのサイトでご確認ください。

最近、OSの違いやソフトのバージョン等に左右されないフォーマットとして注目されてきました。
文字情報や画像、さまざまなレイアウトなどの情報を保存できるので、「PDF作成講座」の中で、当社でもお勧めしております。
PDF文書の作成ツールとして Adobe Acrobat や、簡単に印刷用PDFが作成できるPrimo PDF等での作成方法をご提案させていただいております。

◆IllustratorからのPDF作成方法

IllustratorデータをPDFに変換する方法は意外と簡単です。なぜなら、Illustratorから直接書き出すことができるからです。
まずは、Illustratorデータを印刷用の不具合のないデータで作成することが大切です。
不具合のない綺麗なデータが完成したら、PDFに書き出します。
「ファイル」→「別名保存」でPDFファイルを保存することが可能です
これは、Illustratorのバージョンによって、若干差異がございますので、ちょっととまどうかもしれませんが、どこかに隠れていますので探しましょう。

PDFファイルのセキュリティの見分け方と解除方法

PDFで作成したファイルの印刷入稿時によくある問題の一つに、「PDFファイルにロックがかかっている」ということがあります。

デザイナーの方にデザイン作成していただいた印刷用のチラシファイルがPDFとします。
お客様は、そのPDFファイルにロックがかかっていることに気づかずに印刷会社に入稿し、担当者より「ロックがかかっているので使用できません」と言われます。
しかし、お客様にはロックを解除したいがやり方がわからない。その意味すらわからない。
というトラブルです。

PDFファイルへのロック方法は、いくつかありますが、基本的にパスワードでのロックが多いようです。
中にはパスワードの要らないロックのものもありますが、こちらは、印刷会社でも解除することができますので、さほど大きな問題にはなりません。
しかしながら、パスワードでロックされたPDFファイルの場合は、データ制作者にパスワードを教えていただくか、ロックを解除したファイルを送ってもらうしか方法はありません。
そうなりますと、納期が一日延びてしまうということや、納期は延ばせないのでプラン変更し一日早いプランに変更せざるを得なくなり、払わなくても良い追加料金を払わなければならない結果となってしまうこともあります。

そうならないためにも、PDFデータファイルを少し理解しておくと良いでしょう。

【PDFファイルのセキュリティの有無の見分け方】

1.左上のカギマークがある時は、PDFファイルに何らかのロックがかかっている状態を表します。

PDF1.gif

2.ファイルからプロパティを選択してセキュリティを解除します

pdf2.gif

3.パスワードによるセキュリティという表示がある場合は、パスワードによるロックがかかっていることを意味します。
  データの製作者に連絡してパスワードをお聞きしするか、パスワードによるロックをはずしたPDFファイルを送りなおしていただきましょう。

PDF3.gif

4.パスワードを入力して解除してください。

PDF4.gif

これで、セキュリティが解除され、自由に変更することができます。

(この情報は、私の個人ブログにも掲載させていただきましたが、少しでも多くの方に見ていただきたく、こちらにもあえて掲載させていただきました)

Illustratorは最新バージョンで作製してください

オフセット印刷、オンデマンド印刷で不具合の少ないデータを作成するためにも、Illustratorのバージョンを確認し、最新バージョンで作成しましょう。

最新バージョンについて

 Illustrator8.0→8.0.1
 Illustrator9.0→9.0.2
 Illustrator10.0→10.0.3
 Illustrator CS11.0→11.0.1
 Illustrator CS2→12.0.1
 Illustrator CS3→13.0.3
 Illustrator CS4
 Illustrator CS5→15.0.1

最新バージョンの確認方法

1.「ヘルプ」メニューの中の「Illustratorについて」をクリックします。

Illustratorbazyon1.gif
2.現在使用しているIllustratorのバージョンが表示されます。
  最新でない場合には、下記アドレスよりバージョンアップをお願いします。

Illustrator2.gif
※最新バージョンの更新はこちら

Windows版

http://www.adobe.co.jp/support/downloads/ilwin.html

Macintosh版

http://www.adobe.co.jp/support/downloads/ilmac.html

Illustratorのオーバープリントは危険です

チラシなどを作成する時に、薄い色を出すためにオーバープリント設定を使用したデータを見かけます。
今回は、そのようなデータがあまりに多いので、以前にもお伝えしたかもしれませんが、再度書かせていただきます。

オーバープリントとは、上に乗ったオブジェクトや色、下になったオブジェクトや色も、両方とも混ぜ合わさった色味で出力されるものです。
しかしながら、画面上ではそのままでは確認出来ず、トラ
ブルの原因となります。
ただし、バージョンの高いIllustratorでしたら、確認することができるようになりましたので、念のため確認することをおすすめします。

オーバープリントの指定は、意図したものでしたらかまいませんが、例え意図しないオーバープリント設定がデータ内にあったとしても、印刷通販ではデータチェックの対象とならないことが多いので気をつけましょう。

◆予期せぬオーバープリントを使用した例

 緑の下地に、黄色で文字をのせてみます。
 その文字にオーバープリントをかけてみましたが、モニター上では全く変化がありませんでした。

oubaprint1.gif
そこで、オーバープリントプレビューを使って確認してみます。

oubaprint2.gif黄色の文字は存在していますが、消えてしまいました。
これは、印刷にも出てきませんのでオーバープリントは使用しない方がいいでしょう。

この印刷、思ったより薄くない?特色の話し・・

版下を作成し、刷り上った印刷物を見て、

「あれ?思ったより薄いなあ・・・」

と思った事はありませんか?
特にシアン、マゼンタ1色で印刷の時や、特色での印刷の時にそう思うことがあります。

『印刷の失敗で薄くなったんでしょう』

と思われるかもしれませんが、実はそうではないのです。
 
あらかじめ、印刷したい色(例えばシアン1色)で版下を作成すれば、イメージはつかめるのですが、普通は墨1色で作り始めると思います。
墨1色の時は、網掛けに部分もそんなに薄く感じないのですが、別の色で置き換えてみると・・・

tokusyoku-1.gifベタの部分が少なすぎて、全体的に薄い感じになってしまいました。
(刷り上げる色によっては、そんなに薄く感じないものもありますが・・・)

tokusyoku-2.gif網の部分をベタにすると、おなじ色でもはっきりしたイメージになります。

 
tokusyoku-3.gif
特色印刷の場合、予期せず、ぼんやりした印刷物になってしまう場合もありますので、版下を作成するときは、最終的な色を良く考えて作成してください。

白ふちなしの印刷とは?

「白ふちなしで印刷してほしいのですが可能ですか?」

というお問い合わせをいただきます。
答えは「可能!」です。

しかしながら、白ふちをなくして印刷するためには「塗り足し」というものが必要になります。
入稿データが仕上がりサイズちょうどで作られている場合でも、「塗り足し」を作り白地が出ないようにします。

「塗り足し」とは、印刷物を断裁する時、断裁時のズレにより「白」が入るのを防ぐもので、裁ち切り用に背景のみを天・地・左・右3mmずつ伸ばして作成します。

nuri.gif
【Office系データの場合】

白ふちなしを希望のお客様には、当社でデータを少し拡大して塗り足しを作らせていただきます。

しかしながら、その際に、中に入る文字なども一緒に拡大しますので、断裁位置ギリギリに配置されていると切れてしまうこともあります。

そこで、
●データの作成時には!

背景以外の文字などはギリギリに配置せず、少し内側に配置する。

これが、コツなんです。

その他のデータ作成時の注意点はこちらでご確認ください

ご不明な点などございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。
お問い合わせフォーム

白フチなし印刷の作成方法

よく、

「白ふちなしで印刷してほしいのですが可能ですか?」

というお問い合わせをいただきます。
白ふちをなくして印刷するためには「塗り足し」というものが必要になります。

入稿データが仕上がりサイズちょうどで作られている場合でも、「塗り足し」を作り白地が出ないようにします。

さて、ここでいう「塗り足し」とは何でしょう?
「塗り足し」とは、印刷物を断裁する時、断裁時のズレにより「白」が入るのを防ぐもので、裁ち切り用に背景のみを天・地・左・右3mmずつ伸ばします。
ただ、ズレといっても、1mm以下のズレですのでご安心くださいませ。
より綺麗を目指して「塗り足し」というものを作成するためのものです。

viewimg.gif
【Office系データの場合】
白ふちなしを希望のお客様には、当社でデータを少し拡大して塗り足しを作らせていただきます。
その際に、中に入る文字なども一緒に拡大しますので、断裁位置ギリギリに配置されていると切れてしまうこともあります。

<コツ!>
※データの作成時には
背景以外の文字などはギリギリに配置せず、少し内側に配置する方が仕上りが綺麗になります。

なお、Illustrator や Photoshop 、 Adobe Acrobatcrobat/PDF 、その他のデータ作成時の注意点はこちらでご確認ください。
その他、ご不明な点などございましたらいつでもお問い合わせくださいませ。
お問い合わせフォーム