印刷データ作成ソフトでもあるDTP専用ソフトのIllustratorには、便利な機能として『透明』機能があります。
その透明機能を使用してみましょう。
ご覧のように、重なりあったオブジェクトの前面のオブジェクトを不透明50%に設定すると、半透明になり、背面のオブジェクトが透けて見えます。
簡単に設定できるので、弊社お客様の中でもよく利用されている機能です。
大変便利な機能ですのでお客様の中には、
「半透明にする為」
ではなく、ただ単に、
「色を薄くする為」
にこの透明機能を使用されている方も多くいらっしゃいます。
しかし、ただ単に『色を薄くする』為だけにこの機能を使用していた場合、不透明の設定パーセントによっては『透明(薄く)になりすぎて、実際の印刷では消えてしまう』事があるのです!
しかも不幸な事に、印刷には出てこない薄めの色も、パソコンのモニターではそれなりに見えてしまうので気づきにくいのです(´Д`)