印刷関連でよく使われる用語をまとめたものです。
その他、よくある質問、データ入稿についての質問は各ソフト別データ作成時の注意点をご覧ください。
Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット) とは
Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット)とは、Adobe Systemsが開発する、PDFファイルを作成・編集・加工・管理するためのソフトウェアです。
PDF を作成するソフトウェアは数多く存在しますが、AcrobatはPDFの作成だけでなく、多くの機能を備え活用するためのツールとして提供されています。
■ワンポイントアドバイス
Adobe Acrobat(アドビ・アクロバット)は、「印刷」により、色々なソフトからPDFデータを書き出すことが可能ですが、Adobe Acrobatを使いこなすためにはPDFデータを理解しなければいけません。
なぜなら、Adobe Acrobatから書き出せるPDFには、色々なPDFデータがあるからです。
・最小ファイルサイズで書き出す ・・・ WEBで表示するための設定で、圧縮、ダウンサンプルが強くおこなわれ、画像の解像度は低くなりますがフォントは埋め込まれません(モニターでは綺麗に見えます)
・標準で書き出す ・・・ 文字を中心とした標準的な設定です。画像は圧縮およびダウンサンプルによってファイルサイズが小さく抑えられますが、文書で使われているフォントのサブセットが埋め込まれます(標準の欧文フォントだけは埋め込まれません)。
・プレス品質 ・・・ 高品質の印刷に対応するPDFファイルの設定で、ほぼHigh Qualityと同じ設定です。High Qualityとの違いは、ページの自動回転をしない点と、フォントの埋め込みができないときにジョブがキャンセルされることです。
・高品質印刷 ・・・ 高品質の出力用PDFファイルを作る設定です。カラー画像とグレースケール画像が300dpi、白黒画像が1200dpiでダウンサンプルされます。文書で使われているフォントが埋め込まれます。