アプリケーション別/入稿データの作成方法一覧
このほかに、よくある質問や、ソフト別PDF作成方法もご参考にしてください。
1.描画モードについて
カラーデータはRGBではなくCMYKで作成して下さい。
モノクロの場合はグレースケールで保存して下さい。
RGBで入稿された場合、当社にてCMYKへ色変換いたしますが、色味が変わります。
2.解像度について
パンフ・チラシ・フライヤーなどの、比較的至近距離で目を通す様なものの印刷物の画像解像度は300~350dpiで作成して下さい。
1~2m程度離れて閲覧するようなポスターなどの解像度は、100~150dpi程度でも綺麗に見えます。
しかしながら、ポスターといえども充分な解像度が保持されていれば、クオリティの高い仕上がりが得られます。
Webなどで使用されている画像はほとんどが72dpiか96dpiとなっております。原寸のままの使用や拡大しますと、ガタガタとした仕上がりとなってしまいますので避けて下さい。
「イメージ」→「画像解像度」 pixels/inchで確認します。
3.レイヤーについて
印刷に不必要なレイヤーは消去し、その後レイヤーの統合をしてください。
レイヤーの統合を行わないと、文字情報が生きておりますので文字化けの原因となります。
4.塗り足しについて
1.新規でクリップボードを作成する際、制作したいサイズよりも上下左右3mm大きいサイズを設定します。
2.上下左右から3mmの位置にガイドを引きます。
このガイドが断裁位置となり、これより外側が塗り足しとなります。
3.印刷物のフチまで背景色や画像がある場合には、ガイドの外まで出します。
塗り足し部分は、断裁されてなくなりますのでご注意下さい。
5.保存形式について
Photoshopには色々な保存形式がありますが、一番安定したPhotoshop eps保存をお薦めします。
(psd.jpg形式でも対応可能です)
保存のEPSオプションは、Windowsの場合「プレビュー→TIFF(8bit/pixels)」「エンコーディング→ASCII(アスキー)」、Macintoshの場合「プレビュー→Macintosh(8bit/pixels)」「エンコーディング→ASCII(アスキー)」、そして、ハーフトーンスクリーンを含めるのチェック、ベクトルデータを含めるのチェックをはずして下さい。チェックがついていますと画像が粗くなってしまいます。
このチェックの確認は、データチェックの範囲外となりますので再度確認をお願いいたします。
6.プロファイルについて
正しい出力をするためにも、カラープロファイルを埋め込まないで下さい。プロファイルが埋め込まれていますとRIP処理に不具合が起き、正確な色分解が行われません。
7.見本について
トラブルを避けるためにも、JPGファイル、キャプチャー、FAXのいずれかの方法にて
必ず出力サンプルを、お送り下さい。